エンジニアがソロファウンダーとして起業した話

ソロファウンダーとして日本で起業したエンジニアの記録。一人起業の動機、AIネイティブ開発、R3O Worksの由来を語る。

ソロファウンダーとは何か

ソロファウンダーとは、共同創業者を持たず一人で事業を立ち上げる起業家のことだ。シリコンバレーでは珍しくないが、日本ではまだ馴染みが薄い。

私はエンジニアとして、一人でプロダクトを作り、一人で世に出すことを選んだ。R3O Works というスタートアップの話をしたい。

なぜ起業したのか

理由はシンプルだ。自分が欲しいものを、自分で作りたかった。

既存のサービスを使いながら「ここがこうだったら」と思うことが何度もあった。でも誰かに要望を出して待つより、自分で作った方が早い。エンジニアにはその選択肢がある。

会社に属していれば安定はある。でも「こっちの方がもっといい」と思ったものを形にするには、自分の意思決定で動ける場所が必要だった。

R3O Works の由来

R3O の名前は、亡き愛犬レオ(Leo)から取った。

レオは私にとって家族であり、無条件に隣にいてくれた存在だった。R3O Works という屋号には、レオがくれた無条件の信頼と前向きさを込めている。

スタートアップの名前に個人的な物語を入れることに抵抗がある人もいるかもしれない。でも一人で始める事業だからこそ、自分が心から大切にしているものを軸に据えたかった。

なぜ一人なのか

「一人で大丈夫か」とよく聞かれる。答えは「2026年なら大丈夫」だ。

理由は AI にある。Claude Code をはじめとする AI ツールを開発パートナーとして使えば、一人でもフルスタックの開発ができる。設計、実装、テスト、デプロイ。かつてチームが必要だった工程を、一人で回せる時代になった。

ソロファウンダーの最大の強みは意思決定の速さだ。会議も合意形成も不要。思いついたら即座にコードを書ける。この速度は、少人数のチームですら真似できない。

もちろん弱点もある。マーケティング、営業、カスタマーサポート。全部一人でやる必要がある。でもそれは「できない」ではなく「学ぶ必要がある」だけの話だ。

最初の目標は月10万円

いきなり世界を変えようとは思っていない。

最初の目標は月10万円の売上。まずは一つのプロダクトで、一人の生活を支えられる収益を作る。そこから一つずつプロダクトを世に出していく。

最初のプロダクトは Shutter というノートアプリだ。「書く」と「見つける」に特化した、速さ重視のアプリ。2026年4月27日にリリース予定で開発を進めている。

ソロファウンダーという選択肢

日本でソロファウンダーとして起業する人はまだ少ない。でも AI ネイティブ開発が当たり前になったこの時代、一人で事業を始めるハードルは確実に下がっている。

必要なのは、技術力と、自分が本当に解決したい課題。この二つがあれば、一人でも十分に戦える。

R3O Works の挑戦はまだ始まったばかりだ。その過程をこのブログで発信していく。

Shutter のプロダクトページを見る | なぜ今、新しいノートアプリを作るのか | AIネイティブ開発とは何か